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諸行無常

 

男性には、奥様と3人の子供がありました。

 

 

愛人とは、10年の付き合いでした。

 

 

家族と愛人を大切にする珍しい男性でした。

 

 

大切にすると言えど、やはり愛人には制限があり

家族優先となりますが、致し方ない事です。

 

 

それは、愛人も重々と心得たお付き合いでした。

 

 

そんなある日、男性は癌に侵されてしまいます。

 

 

発見された時には、時すでに遅く余命半年でした。

 

 

それからは、当然の如く家族が看病し最後を

看取りました。

 

 

愛人は、見舞いに行く事も出来ず、葬式に参列

する事すら許されませんでした。

 

 

男性は、とても無念だったでしょうが、出会った時

から不倫の関係と言う事は、しっかりと考えておく

べき事です。

 

 

別れとは、いつやって来るか判らないものです。

 

 

時も、常に流れています。

 

 

人の心もそうやって移ろい行くものではないでしょうか。

 

 

愛人は、未だに忘れられず結婚出来ずにいますが。

 

 

諸行無常とは、これ如何に。

 

 

時に取り残されてしまう人もいると言う事です。

 

 

別れの用意もしておくべき事なのかも知れません。

 

 

それが、人と真剣に付き合うと言う事だと思うのです。

 

 

 

 

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