三人の女

 

私が、タイに出張に行っている時に

知り合った今は亡き知人男性のお話です。

 

 

その男性は、海外で商品を作って日本に

輸入している会社の社長でした。

 

 

日本に奥様と子供を残して、中国、タイで

活躍されていました。

 

 

中国に愛人と子供、タイにも愛人と子供がいました。

 

 

日本の奥様は、もちろん知る由もありません。

 

 

それぞれの愛人には毎月生活費を渡し、決して

裕福では無かったそれぞれの愛人は、良い生活

をする事が出来ていました。

 

 

二人とも男性とは二回りも違う20代の若き愛人です。

 

 

そんなある日です。

 

 

中国で仕事をしている時に、心臓発作で倒れてしまい

そのまま、中国で息を引き取られました。

 

 

当然、愛人は集合します。

 

 

もちろん、日本の本妻である奥様も駆けつけます。

 

 

そして、3人が鉢合わせです。

 

 

その後、どうなるかは、お察しの通りです。

 

 

日本の奥様と子供は、びっくり仰天です。

 

 

とても真面目そうで、優しい方でしたので尚更です。

 

 

男性は、枕元で何を想ったのでしょうか?

 

 

本妻である奥様と子供は、何を感じたのでしょうか?

 

 

愛人たちは、何を悲しんだのでしょうか?

 

 

それぞれの生活は、大きく変わってしまう事でしょう。

 

 

そして、月日が経って冷静になった時に、それぞれが

何を想うのでしょうか?

 

 

結局、状態は出会う前に戻るだけですが、過ぎ去った

想い出や、しでかした事は消し去る事は出来ません。

 

 

皆が傷ついてしまった事には、間違いありません。

 

 

もし、男性が亡くならずに、生きておられたとしても

どこかで、悲しい別れが訪れていた筈です。

 

 

愛人たちとの日々は、浮世事だったのです。

 

 

善いか悪いかではなく、どう思うかが大切だと思います。

 

 

良心の呵責の無い事が、真実のそれなのかも知れませんね。

 

     

 

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